
「理学療法士(PT)なのになぜ開業を? サラリーマンの今に何が不満なの!」
「日本は、開業権認めてないから保険診療じゃないでしょ?
自費診療でやっていけるって思ってるの?」
開業を決めた平成20年当時、家内をはじめまわりは猛反対。
毎月給料をもらえる環境って、確かにありがたかったのですが
大好きだった医療の仕事、それを取り巻く環境に幻滅していたのです。
国家試験に合格したその年、鹿児島県内の理学療法士って
100名いなかったんです。
学会に顔出せばみんな顔見知り。そのぐらいレアな職業だったんです。
(だから忙しかった(^_^;)
当時、こだわりを持った『職人』といわれるセラピストがたくさんいました。
臨床実習(最終学年で実際の患者さんの治療を担当する)の指導者だったりするんですが、この人達
仕事にめちゃくちゃ厳しい(^_^;
「結果を出せ!」が口癖の怖い職人達。
治してなんぼの世界だから、
・曲がらない脚をちゃんと元通りに
・歩けなくなった方がちゃんと歩けるように
しなさい!!
紙切れのレポートより、結果重視してくれますから、やりがいもあって僕にとっては楽しかったです(^.^)
(はい。だからレポート提出の期日・・・一度も守ったことはなかったです)
今も健在とは思いますが、自分の周りでは見かけなくなってしまいました。
10年ほど前に診療報酬の改訂があってですね。。
その時にバッサリとリハビリテーションに関する点数が下がっちゃったんです。
詳細は省きますが、いろいろとややこしい規定ができちゃってですね。。
端折っちゃうと誤解もありますが。。
簡単に言うと
『リハにかける時間は20分で!』
『症状に変化がみられない患者さん。。やがてはリハを受けられなくなりますよ!』
みたいな内容です。
医療機関のリハ室がサロン化してる。。
そういう事実も耳にはしますが、どうしても長期に渡るフォローが必要な患者さんはいます。
進行性の病気、一生つきあって行かなくてはならない症状を持った方々。。
そういった方の治療はどうしたらよいのか?
(『裏技』を使えば治療の継続は可能だそうですが)
保険診療だと、どうしてもどこかに歪みが出てしまう。。
まあ、そんなこんなで七面倒くさい事に関わるのがイヤになってですね(笑)
『裏技』の技術に長けても『治療技術』の向上にはなんの関係もないわけですから。
でも
『リハビリの時間。20分じゃ自分の力を出し切れない!治せない!』
『こだわればこだわるほど、1回の治療時間が長くなる・・・』
っていうのが大きな要因でしょうかね。
僕らがセラピストになった約20年前とは比較にならないくらい療法士が増えてます。今は過剰なくらいいる。。
だけど、スタッフ数が少なかったあの頃より
・技術力
・こだわり
・質
が(かなり)低下してるように思うのは僕だけなんだろうか・・・
ひとりごとはこれくらいにして(^_^;
僕が開業を決めたわけ・・・
そうそう、開業を意識したのは、平成21年に『横山式筋二点療法』の創始者、横山桂子先生に出会ってからです。
日帰り参加の大阪で
『痛みのあるその部位には原因がない!』という考え方のもと、
『肩こり』を腕の刺激で改善したり
『腰痛』なのに腰にはまったく触れずに腰痛解消したり
『仮性近視』を頭蓋骨の調整で改善させたり
『そけいヘルニア』の方を。。『側彎症』の方を。。『難聴』の方を。。etc.
って、今まで学校で教わってきた『常識』を覆す事実の数々。
僕にとってはまさに『奇跡』としか言いようがない事柄。
『このおばちゃんに不可能は無いんじゃなかろうか。。』
というか、この技術を学び続ければ『治療家』として、患者さんのいろんな症状を改善してあげられるなぁ。
自分の腕でこの技術を展開できるのって喜び以外の何者でもない。。
どこまでが治せて、どこからが治せないのか。。
治療家としての限界を知りたくなった。。
そう思ってからです。
自分自身、小学生の時の体調不良で病院巡りで、いやな思いをした経験から、
緊急の症状ではないにせよ『不安』を感じて、毎日を不健康に過ごしてる方。
もしかしたら、そういう『不健康』な状態を改善させる事で、将来起こるかも知れない『脳卒中』『心筋梗塞』など。。
シビアな後遺症を残す病気を予防出来るかも知れない。。
そう思ったからです。
後遺症の治療にかける労力よりは、『予防』にかける労力の方が少なくて済む気がします。
どういった方までが治療対象になるのか?
どこまで治せるのか?
そんな事を毎日考えてています。
そして、日々チャレンジして進化しています。
温々堂で、次に整体受ける時にはワザがバージョンアップしています。
期待していてくださいね。






